教育関係

なぜ、今プログラミング教育?Vol,6

こんにちは。
前回の『なぜ、今プログラミング教育?Vol,5』は、『我々、大人ができること』を掲載致しました。今日は、シリーズ最終回のプログラミング教室の見るべきポイントの条件をお話し致します。

プログラミング教室の見るべきポイント

わたしたち大人たちは、ものごとを判断するときに、極力失敗や無駄をしたくないと考えます。二人の子どもを持つ私も同様の意見です。

塾に通うなら、学校から帰ってから通えるのか、他の教室と教育方法は何が違うのか?料金は適正か?アクセス方法は不便ではないか?検討するポイントを挙げたらキリがありません。

その中で、現役のIT業界にいる私から見て、このようなプログラミング教室は入会を検討した方が良いというポイントをご紹介いたします。あくまで個人の経験値からの見解ですので、ご留意ください。

ホームページに講師の顔が載っていない
大切なお子様を預けるのに、講師の顔が分からず、代表の顔も分からないような信憑性が低いプログラミング教室は検討した方が賢明です。大手チェーンのような塾でしたら、本部でホームページを一括管理し、塾の講師も異動する可能性があるので、顔写真が掲載されていないケースもあります。
ホームページが無い、または表示される画面が見づらい
プログラミング教室なのに、ホームページが無いというのは少々疑問が残ります。SNSの普及によりTwitterやFacebookを利用されているケースもありますが、ホームページは集客だけが目的ではないので、何らかの理由でホームページが無いということは、慎重に検討をされた方が良いと思います。
ホームページの更新がされていない
こちらもたまに見かけるケースです。ホームページはあるけれども、更新情報が無く、いつ掲載した記事なのかも分からない。現在開校しているのかさえ、分からない状態です。よくある理由としては、担当が更新をさぼっていたり、オーナー(代表)が更新に対して積極的ではないケースです。
カリキュラムに信念が無い
体験レッスンに行った際に、ぜひ講師の方と話をしてください。自信を持って子どもたちのことを考えているのか?カリキュラムの内容など、講師がラクをするシステムになっていないか?チェックをしてください。
料金がすぐ下がる
こちらは時期的なものもあり判断が難しいですが、ベーシック料金(通常なら変わらないはずの料金、入会金や月謝)が下がるタイミングを見極めてください。オープン記念キャンペーンや春季キャンペーンなどを行っている場合は逆に下がるケースが多いです。例えば、元々入会金が10,000円だったのに、半年もしないで半額になっていたり、割引サービスを多用していたりするケースは、カリキュラムの見直しやレッスン方法、マーケット市場を考えずに料金を下げることで集客を考えていると見て良いと思います。※一般的に、プログラミング業界の月謝の値段は10,000~15,000円が相場です。
ホームページで謳っている内容と実際のレッスンが異なる
こちらはあまり無いケースだと思いますが、たまに見かけることがあります。タイピングレッスンと書いてあったが、月に1回しか行っていない。表現力って謳っているけど、制作して終わってしまっているケースなどです。このようなプログラミング教室は、保護者の方々への説明も小手先(専門用語)でごまかすケースが多いと思いますので注意が必要です。
生徒が何を理解したのか講師が確認していない
カリキュラムが終わったときに、『わからないところなかった?』で終わらせてしまう講師は検討した方が良いでしょう。カリキュラムを作成しているのは講師なわけですから、そのカリキュラムをどんな思いで作ったのか、子どもたちに何を覚えてほしかったのかが詰まっているわけです。言い換えれば、子どもたちに対価として財産を持ち帰らせるわけです。その確認をしないと言うことは、カリキュラムや教育に対して信念が無いということになります。
保護者の方へ説明がない
プログラミングは、保護者の方々にとって理解が難しい分野だと思います。子どもたちが続けていて、本当に意味があるのか、問題なく成長しているのだろうか?と思って当然です。従って保護者の方々への説明は必ず必要になってきます。毎回必要だとは思いませんが、定期的にお便りを作成したり、何らかの形で説明する責任はあると私は感じています。ちなみにスマイルプログラミングキッズでは、レベルに合わせて階級を設けており、進級のタイミングで保護者の方へ説明をさせていただこうと思っております。
規約が無い
入会をしてみたけど、何も規約が無いというケースもありますが、後々問題になりますので、機器に対しての補償や、クーリングオフの規約などは確認をするようにしてください。

いろいろ書かせていただきましたが、結局のところ、自分の子どもたちに何をさせたいのか?で選ぶ塾が変わってきます。

スマイルプログラミングキッズは、子どもらしさ(わいわい元気いっぱいなアットホームな環境)・表現力の強化をメインにしています。その上で、タイピングの上達やコンテストへの出場を目指しています。さらに将来IT業界に行きたいお子様などは、私が直接教えられるので合っているかもしれません。(ネイティブの先生が良い方は提携校をご紹介致します。)

逆に一人でコツコツ頑張りたい子、自分で作品を作りあげたい子は、スマイルプログラミングキッズには向かないかもしれません。保護者の方々には、ぜひご自分のお子様に合ったプログラミング教室を探していただければ幸いです。