こんにちは。
昨日は、『日本の生産年齢人口と大学入試改革』を掲載致しました。
今日は、国語や算数では、論理的思考力は育たないのか?をお話し致します。
目次
- 現在の日本のIT状況
- 日本の生産年齢人口と大学入試改革
- 国語や算数では、論理的思考力は育たないのか?
- 我々、大人ができること
- 結びに
国語や算数では、論理的思考力は育たないのか?
さて、政府が論理的思考力を育成するために始まったプログラミング教育ですが、では国語や算数ではなく、なぜ、プログラミング教育なのでしょうか。結論から言って国語や算数でも論理的思考力は育成できると私は信じています。私の子どもたちが通う小学校でも先生方が工夫を凝らし、グループディスカッションなどを取り入れたりしています。音楽や家庭科でも論理的思考力は育つと、私は感じています。
ここからは、正解というよりも、実体験に基づいた見解を述べさせていただこうと思います。
私自身、何校も公開授業を拝見させていただきましたが、どこの学校も国語や算数などの座学の授業では、高学年になるほど、手を挙げる生徒は答えに自信を持っている生徒が多い印象を持ちました。間違えたら恥ずかしいという後ろ向きな気持ちがあるものだと思われます。
対して、プログラミングは『ロボット』や『ドローン』などを使い、自分の代わりに動いてくれます。そのため、日本人特有の『間違えたら恥ずかしい』という気持ちを薄めてくれる効果があります。さらにプログラミングは、失敗がデフォルトであるということを、子どもたちはやりながら理解しています。40分の授業の中で10回以上修正を行う生徒が何人もいました。国語や算数の授業で10回手を上げて、先生に間違いを10回指摘されたら、大人でも心が折れてしまうでしょう。ここがプログラミング教育の良いところです。
失敗を繰り返しながらどんどん成功に近づく。スマイルプログラミングキッズは、この、成功に近づいているということを体験していただき、ワクワクする気持ちを大切にしていきたいと思います。