朝日新聞、11月30日に掲載された記事の中で、世界規模で起こっているITエンジニアの人材不足を解消すべく、中国が躍起になっている様子が書かれていたので紹介致します。

人工知能（AI）など次世代産業を担う人材をめぐり、米国と中国の争奪戦が激しくなっている。高度な知識や技術を持った人材は、世界全体で数百万人単位で不足している。最先端産業で派遣を握れば、経済にとどまらず軍事面でも優位に立つだけに、中国は先行する米国に追い付こうと躍起だ。

グラフを見ても分かるように、中国のCIOの年収は日本の1.5倍以上となっています。しかしこれはCIOに限った話ではなく、エンジニアも同様です。依然日本のエンジニアたちは、企業から評価されにくい状態が続いています。企業に理解者がいないことが原因ですが、日本の年収3、400万のエンジニアたちは世界で活躍すれば、1000万を超えると言われています。日本企業のIT人材の評価が上がること、理解者が増えることを切に願うばかりです。