こんばんは。
クリスマスのイルミネーションの装飾が進む季節になり、プログラミング教育開始まで、残すところあと4ヶ月となりました。
今日は、『プログラミングって結局のところやったほうがいいの?』という、ど直球の記事があったので、ご紹介致します。お応えしているのは、天才プログラマー、矢倉大夢さん。
矢倉大夢さん
灘中学校・高等学校ではパソコン部に所属し、国際情報オリンピック代表候補に2回選出されるなど、国内外で数々の受賞歴をもつ。現在は大学院などでの研究に止まらず、企業のCTO、絵本の翻訳も手掛けるなど、多彩な活躍を見せている。
彼の話の中で、特に読んでいただきたいお話の部分のみ抜粋します。
質問者さん
–保護者や先生方が小学生のころにはそもそもプログラミングなんて授業には存在しなかったので、「プログラミングってどんな子にも必要なの?」「どんなものか知っておいたほうがいいの?」と、まだたくさんの大人がそこで立ち止まっている気もします。
矢倉さん
プログラミングは知っておいたほうがいいというよりも、知らないとまずいです(笑)。プログラミングを仕事にしていかなくても、使えば何ができるかというのを知っておくことはとても重要だと思います。通訳になろうと思っていなくても英語を学ぶのと同じように、プログラマーになろうと思っていなくてもプログラミングを勉強するということです。
質問者さん
–英語の勉強と似ていますね。
矢倉さん
そうだと思います。文法のルールや単語ばかり詰め込まれても、全然面白くないですよね?英語ができるようになればどんな未来が実現するのか。英語ができるようになった“先”が少しでも見えたら、未来の自分の可能性が広がると思えるようにもなり、英語の文法や単語を覚えることも楽しくやれるはずです。
だからこそ、プログラミングでどんなことができるようになるかを教わらず、ただルールどおり“やらされている”だけでは、逆にプログラミング嫌いが増えてしまうのではないかと心配です。
子どもが実際にパソコンをさわる前にこの絵本を読んで、プログラミングでどんなことができるのか、世界はどう広がるかという前提知識があれば、プログラミングを実際に学ぶ際のハードルがぐんと下がるのではないでしょうか。
まさしく、私が伝えたいことをすべて言ってくれたような内容でした。巷であふれる動画教材を使い、答えをなぞるだけのようなプログラミングは、勉強ではあるが本来の学びではないと思っています。
私も二人の子どもを育てているので分かりますが、大人が思っている以上に子どもたちはできます!間違いないです。我々教育者は、子どもたちにもっと『能動的』に、そして『楽しくなる』ようなカリキュラムを考えなければなりません。
スマイルプログラミングキッズのカリキュラムや教育理念には、何が子どもたちのためになるのか?を第一に考えています。