日々の出来事

ITリテラシーを高めるために

SNSの使い方

今日はSNSの話。SNSの発展・普及に伴い普段から活用する人も多いのではないでしょうか。不特定多数の人とつながるということは、どういうことなのか理解することが重要です。
スマートフォンを持ち始めた方やSNSを正しく使えていない方は、これを機に正しい使い方を理解しましょう。

※ITリテラシーとは、コンピュータやインターネット、さらにそれらを利用して得られる情報を使いこなすための知識や能力のことです。

インターネットは危険がいっぱい

SNSは、正しく使わないと大変危険です。顔も知らない、会ったことがなくても簡単に繋がることができてしまいます。むやみに『いいね』や『フォロー』を繰り返すことで、相手は勘違いをし、自分に都合の良いように捉えるようになります。対策として、まず見えている情報を疑うことから始めましょう。友達と繋がるときは、本当に知っている人か確認しましょう。サムネイルで見えている画像は本人ですか?名前は偽名ではありませんか?大人の世界に入るということは、楽しいことだけではありません。『インターネットに書かれていることはすべて正しい』というわけではなりません。危険がいっぱいです。

写真をアップするときは細心の注意を

たくさんの人と繋がることで、SNSは楽しくなります。日頃のことを共感してもらったり、写真を見て共感してもらうことで満足度は上がることでしょう。しかし、写真のアップロードには細心の注意が必要です。友達や家族が映った写真をアップすることで、そこに映っている人を危険に晒すことになります。ITリテラシーだけではなく、根本的なコンプライアンス知識なども重要です。自分は大丈夫、自分は何か起きてもなんとかできるなどといった、自分勝手な思い込みは絶対に避けましょう。拡散してしまった後ではどうにもなりません。自分の名前を堂々とネットに書いていなくても、たった1枚の写真から住所・名前・生活リズムを特定できてしまいます。

投稿していい内容・悪い内容を見極める

友達同士で面白がって個人情報を特定したり、写真を拡散したりする人も少なくなく、将来にわたって自分の情報が悪意をもって晒され続ける恐ろしい事態を招きます。

犯罪行為をしない・不必要なことは、SNSで発信しないのはもちろんのこと、意見を発信する場合であっても、対面と同じくらいの慎重さを持ちましょう。画面の向こう側には人間がいます。思い込みで動いたり、感情的に罵ったりするのはもってのほかです。フォロワーが少なくても、拡散されることで爆発的に広がります。

無意味な『いいね』や『フォロワー』増やすことを目的にするのではなく、自分のITリテラシーやコンプライアンス力を高めることで、自分のステータスを上げ、人として成長できるようになります。大切なものを守るだけではなく、自分のためにも正しくSNSを理解しましょう。