プログラミング教育実施まで、あと100日を切りました。
こんにちは。昨日お伝えした通り、久喜市立太田小学校のプログラミング教育研究発表会に行って参りました。
100名を超す、教育関係者の方々と一緒に校内で行われている授業を視察。
体育館では、子どもたちがドローンを飛ばす授業を。コースは日本の地形(レスキュー活動)をモチーフに、山あり谷あり。
スタート地点からゴールまでは、約30メートルほどですが、数々の難関が待ち受けます。
途中の補給地点で、ドローンを一度着陸させなければいけないところは、本物のレスキュー活動そのもの。
子どもたちは、1度や2度失敗してもめげずに、時間を目いっぱい使いながら何度もトライ。
見ている限り、10回失敗してもめげている子どもは、誰一人いません。
これが、通常の授業(国語や算数)ならどうでしょうか。10回手を上げて、先生に間違いを10回指摘されたら心が折れてしまうでしょう。大人でも同じだと思います。
これがプログラミング教育の良いところ。
プログラミングは『ロボット』や『ドローン』などを使い、自分の代わりに動いてくれます。そのため、日本人特有の『間違えたら恥ずかしい』という気持ちを薄めてくれる効果があります。また、大きな大前提として、プログラミングは、失敗がデフォルトであるということを、子どもたちはよく理解をしています。
しかし、わたしたち多くの大人たちは、結果だけに注目し、子どもたちが考えたプロセスやロジックを評価しようとする理解者が少ないのが現実です。そして我々大人たちは、子どもたちの目線で、何をしたいのか・何をしたかったのかを理解する必要があることを再認識しました。
さて、太田小学校のドローンの授業の話に戻すと、授業はアクティブラーニング型。少人数でお互い意見を出し合い、トライ&エラーの繰り返し。
修正を繰り返していくうちに、どのチームもゴールに近づく。一人では困難な壁も、グループ全体で協力すれば乗り越えられることを、子どもたちに授業を通して実感させるカリキュラムはとても共感を得られました。感動です。
結びに、突然のご連絡にもかかわらず、快く公開授業に参加させてくださいました、太田小学校の教職員のみなさま、Smile Me株式会社代表 山口様本当にありがとうございました。スマイルプログラミングキッズのレッスンにも活かしていけるようにきたいと思います。